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「海を越えて蒔かれた禅の種」米国 The Lawrenceville School 高校生一行

長岡禅塾の卒塾生であり、現在は米国・ローレンスビル校(The Lawrenceville School)で教鞭を執るフィル・ジョーダン(Phil Jordan)さんが、教え子の高校生たちを引率して来塾し、短期滞在をされました。

滞在中は、早朝の坐禅や徹底した作務(掃除)をはじめ、茶道・華道体験、日本の高校生との学校交流など、禅塾ならではの生活と日本文化に深く身を浸しました。

帰国後、引率のフィル先生、ならびに参加した生徒の皆さんから、心のこもった温かいメッセージと感想文が届きましたので、ここに日本語訳とともにご紹介いたします。

参加生徒一同(グループ・レター)より

この数日間、私たちは日本で本当に人生を変えるような体験をすることができました。そして、その経験がこれほどまでに深い意味を持つものになったのは、長谷川さんの限りない優しさ、寛大さ、そして忍耐強さのおかげです。

正直に申し上げると、早朝の坐禅や毎日の掃除について聞いたとき、私たちの中には少し不安を感じていた者もいました。しかし、日が経つにつれて、私たちの心には少しずつ変化が生まれました。長谷川さん(長岡禅塾 塾頭)と時間を共にし、その丁寧な所作や穏やかな姿勢、そして日々を大切に生きる姿を目の当たりにすることで、私たち自身も心を静め、より良い人間になりたいと思うようになったのです。

また、私たち一人ひとりに書いてくださった温かいミニレターにも心から感謝しています。どの手紙も私たちにとって大切な贈り物であり、その優しさと思いやりは、日本を離れた後もずっと心の中で生き続けることでしょう。

美しいお住まいの扉だけでなく、ご自身の心まで私たちに開いてくださり、日本の文化をこれほど深く体験させてくださったこと、本当にありがとうございました。長谷川さんを通して、私たちは本当のおもてなしの心とは何かを学びました。そして、その温かいお人柄に触れたことで、私たちは大きな影響を受け、かけがえのないものを得ることができました。

感謝の気持ちは言葉では言い尽くせません。 心からの敬意と尽きることのない感謝を込めて。

茶道体験の様子

引率教員 フィル・ジョーダン(Phil Jordan)氏より

アメリカでの日常に戻りつつある今、今回の日本滞在で私たちの「ローレンスビル校訪問団」が受けた素晴らしい経験は、言葉では言い尽くせないほどです。

生徒たちにとって見るものすべてが初めての経験であったにもかかわらず、彼らは禅塾に強い「我が家のような安心感」を抱き、2回目の観光に出かけるよりも「禅塾(家)に帰りたい」と口にするほどでした。これは、長谷川さんが生徒たちに注いでくださった温かく寛大な接し方のおかげです(彼らは私が今まで見てきた塾生の中で最も賑やかな塾生たちだったとは思いますが)。

徹底した禅の掃除や、じっと坐り続ける坐禅に悪戦苦闘しながらも、ここで蒔かれた種は時を経て必ず芽吹き、実を結ぶものと信じております。また、茶道、生け花、高校生との交流といった行事は、細やかなご計画のおかげで、生徒たちにとって間違いなく人生を変えるような素晴らしい体験となりました。

同行したパテル先生も、長岡禅塾が持つ独特の雰囲気、伝統、そして皆様が引き出そうとされている更なる可能性の豊かさに深く共感しておりました。私自身も禅塾のこれからの歩みに関わり、できる限りの支援をしていきたいと考えております。来年の夏にも、生徒たちを連れて、あるいは私一人ででも再び訪れることを願っております。

平塚老師(長岡禅塾 塾長)をはじめ、禅塾を支える皆様にどうぞよろしくお伝えください。これまでのすべてに心から感謝申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

心を込めて

華道体験の様子