10月1日(水)、メキシコで造園に携わるランドスケープアーキテクトのギジェルモ・アシダ(Guillermo Ashida)氏が、関係者の皆さまとともに長岡禅塾を訪問されました。
アシダ氏は、メキシコ第二の都市グアダラハラ市(京都市と姉妹都市提携)にある日本庭園の設計に携わった日系三世の造園家です。今回の訪問は、長岡京市で造園業を営む梅鉢園代表・梅野星歩氏のご紹介によって実現しました。
梅野氏は造園業のかたわら、海外から日本を訪れる造園関係者に日本の庭園文化を紹介する活動を続けており、これまでも長岡禅塾への訪問を何度かお取り次ぎいただいています。
当日は、禅堂での坐禅体験や施設見学、庭園を眺めながらのお茶のもてなしを行い、アシダ氏からは禅塾の庭園をはじめとした環境の美しさや、禅の精神性に深い関心が寄せられました。
将来的に、メキシコの学生や社会人が禅塾での滞在を体験できるような交流の可能性についても意見が交わされました。
長岡禅塾では、今後もこうした国際的なつながりを大切にしながら、日本の禅と文化を世界に伝える機会を広げていきたいと考えています。


