10月8日(火)、長谷川塾頭の指導のもと、有志4名の参加者とともに禅堂周りの草引きや、禅塾前の池の生垣の修理を行いました。
10月とは思えないほどの強い日差しの中でしたが、皆で汗を流しながら、ただ目の前の作業に心を向ける「作務」の時間となりました。
今回参加した4名は、日頃から坐禅会に参加している近隣の方々が中心で、それぞれが禅の修行の一環として静かに作業に取り組みました。草を抜き、枝を整え、形を整える中で、自分自身の心も少しずつ整っていくような感覚を味わうひとときでした。

作務の後は、長谷川塾頭お手製の昼食を、食堂にて作法に則っていただきました。
短い時間ではありましたが、心と体の両面で充実した、貴重な体験となりました。


長岡禅塾では、坐禅だけでなく、このような日々の作務を通じても禅を学びます。静かな自然に囲まれた環境の中で、身体を動かしながら心を磨く時間が流れています。
