禅と共に、生きる力を育む。

よくある質問

  1. よくある質問

組織について

運営はどのように行われていますか?

理事長、塾長、塾頭を中心に組織的に運営され、公益法人としての透明性を保っています。運営の財源は財団の資産に加え、創設者に関連する有志企業による「最勝会」をはじめ、各界からの支援によって支えられています。

長岡禅塾は宗教法人に属していますか?

いいえ、長岡禅塾は特定の宗派や宗教法人に属する寺院ではありません。公益財団法人として独立して運営されており、宗教的帰依や寄付を求めることもありません。禅を通じて人間形成を行う教育的・社会的な場として設立されました。

入塾について

誰が入塾できますか?

主な対象は大学生・大学院生ですが、社会人や外国籍の方も受け入れています。

心身ともに健康で、日課(坐禅・読経・作務)に参加し、共同生活と学業(または社会活動)を両立できることが条件です。

長期寄宿(学生は数か月以上、社会人は1週間以上)を前提とします。

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外国人も入塾できますか?

はい。国籍による制限はなく、日本人と同条件で受け入れます。生活・作法・連絡はすべて日本語で行うため、基本的な日本語会話力が必要です。宗派や信仰による制約はありません。

女性も入塾できますか?

可能です。個室でプライバシーが確保されているほか、女性専用の浴室・洗面所を整備しています。

誰が指導をしていますか?

禅の指導は歴代の老師(禅僧)が塾長として担い、寮生活や作法は塾頭や先輩塾生が指導します。初めての方でも安心して学べるよう、段階的にサポート体制を整えています。

規則は厳しいですか?

宗派の専門道場のような厳格さではなく、禅を通じた人格形成を目的とした必要最低限の規矩です。

自主性を重んじますが、趣旨に著しく反する行動が続く場合は退塾をお願いすることがあります。

入塾規則の詳細はこちら

どのくらいの期間滞在しますか?

学生は数か月以上の長期寄宿を想定します。社会人は1週間から参加可能で、長期休暇や転職・起業前後など節目での利用が多いです。

体験入塾はできますか?

可能です。坐禅・講話・寮舎見学を通じて雰囲気を確かめられます(実施日は要事前申込)。

費用・設備について

費用はかかりますか?

学生は寮費・食費ともに不要です(産業界の支援により運営)。社会人は滞在期間に応じた寄付金のご協力をお願いしています。

運営体制・支援基盤はこちら

部屋は個室ですか?プライバシーは確保されますか?

各塾生に冷暖房・Wi-Fi完備の個室が与えられます。共同生活の中でも、勉学・内省に集中できるプライバシーが保たれます。

インターネットや電子機器の利用は?

PC・スマートフォン等の持ち込みは可能です。オンライン授業・研究利用は歓迎しますが、静寂を重んじるため娯楽目的の過度な使用はお控えください。

食事はどのように?

食堂で全員一緒にいただきます。質素で健康的な内容で、食前・食後の読経や器の扱いも修養の一部です。食物アレルギー等は事前にご相談ください(個別対応は内容により要調整)。

持ち物は?

基本の生活用品(机・寝具は用意済み)、作務用の運動着と軍手、箸・箸箱・湯呑み、必要書類(履歴書・成績証明書・健康診断書など)等。修行衣(着物・袴など)は指定期間に着用します。詳細は規矩のページをご確認ください。

入塾規則(持ち物)の詳細はこちら

生活・修行について

一日の流れは?

早朝5時台の開静から坐禅・読経・作務で始まり、日中は学業・研究・勤務に充てます。夕刻に薬石(夕食)、夜に再び坐禅・止静、21時頃就寝が基本です。日曜・祝日は「大作務(大掃除)」を行います。

禅塾での一日の流れはこちら

坐禅や作法が初めてでも大丈夫?

問題ありません。坐り方・礼拝作法・食事作法などは、入塾後に塾頭や先輩塾生が丁寧に指導します。

学業や仕事と両立できますか?

可能です。日課は朝夕が中心で、学業優先の方針です。授業や研究・就業スケジュールに合わせて運用します(要相談)。

外出・外泊の扱いは?

日課の時間以外の外出は原則自由です。門限は夜11時半ですが、可能な限り夜の座禅などに参加するようにしてください。
また、外泊する場合は事前に申請してください。帰省や旅行などの長期外出も同様です。

アルバイトは可能ですか?

日課と学業・修養に支障が出ない範囲であれば可とします。時間帯や頻度は各自で責任を持って調整し、必要に応じ事前に相談してください。

家族や知人の面会は?

事前申請により可能です。修養環境の維持のため、時間・場所・人数に制限があります。

社会人・法人利用について

社会人も入塾できますか?

はい。1週間以上の滞在が可能です。学生優先のため、定員状況によっては期間調整や退寮をお願いする場合があります。

企業研修などに利用できますか?

可能です。禅堂での坐禅、作務、講話を組み合わせ、集中力・協調性・自己省察を高めるプログラム設計ができます(内容・人数・日程は要相談)。

法人利用の詳細はこちら

観光目的や旅行代理店経由での禅体験は?

基本的には観光利用は受け付けていません。旅行代理店経由の座禅体験予約もお断りしています。教育・修養を目的とする施設であり、観光施設ではないためです。

地域・一般利用について

地域住民や一般利用はできますか?

定期開催される坐禅会や公開講話は一般の方にも開放しています(実施日・申込方法は「催事情報」の告知をご確認ください)

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施設見学はできますか?

通常時の見学目的での施設立ち入りできません。坐禅会・公開講話などの定期催事にご参加いただくことで内部を体験できます。

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イベントや企画のために、施設をレンタルできますか?

一般的には施設の貸出は行っていません。ただし、企画の趣旨が禅塾の活動と親和性が高く、修行や日常生活を妨げない時間帯であれば、特例的に認める場合もあります。詳細は個別にお問い合わせください。