禅と共に、生きる力を育む。

長岡禅塾について

施設案内


伝統の佇まいと
自然に囲まれた、
禅の学びの場

長岡禅塾は、昭和初期に建てられた木造建築を今も受け継ぎ、禅堂や方丈、寮舎といった本格的な施設が整った歴史ある禅の道場です。禅堂は広々とした瓦敷きの空間で、朝夕の坐禅を支える厳かな雰囲気を保ち、寮舎は各塾生に個室が与えられ、共同生活を営みながら修行に専念できる環境が整っています。建物は度重なる補修や耐震工事を経ながらも、当時の佇まいを色濃く残し、訪れる人に時代を超えた重みを感じさせます。

塾を取り巻く環境もまた大きな魅力です。隣接する長岡天満宮の豊かな緑に囲まれ、春は桜、夏は深緑、秋は紅葉、冬は静かな雪景色と、四季折々の自然が修行の日々を彩ります。市街地から近いにもかかわらず、境内に一歩入れば静寂に包まれ、雑念を離れて心を澄ませることができます。

伝統的な建築と豊かな自然が調和したこの環境こそが、長岡禅塾の大きな特色であり、禅の実践と人間形成を支える基盤となっています。


禅堂

坐禅と修行の中心

修行の中心となる空間で、毎朝夕の坐禅や読経が行われます。瓦敷きの広間は静寂に包まれ、厳粛な雰囲気が漂います。禅の精神を体感できる場として、塾生の日常生活を支えています。

寮舎

生活と学びを支える場

塾生には一人ずつ個室が用意され、共同の談話室や浴室、洗面所といった生活設備も整っています。簡素ながらも冷暖房やWi-Fiを完備しており、快適な環境で学業と修行の両立が可能です。共同生活を通じて協調性や責任感が育まれることも、大きな学びの一部となっています。

食堂(じきどう)・
典座(てんぞう)

禅の作法が息づく食事の場

食事は典座(厨房)で準備され、食堂で皆でいただきます。粥座や薬石といった禅の伝統的な食事作法が守られ、日々の食生活そのものが修行の一環となっています。特別な行事の際にはかまども用いられ、古き良き雰囲気を体験できます。

図書室(研究室)

知的探究と学びの場

禅や仏教、哲学に関する蔵書を揃えた学びの空間です。落ち着いた空間での読書や研究は、坐禅とともに知的な修養の場を提供します。

中庭

自然と一体になる空間

禅堂に囲まれた中庭は四季折々の自然が楽しめる静かな空間です。掃除も修行の一環として行われ、自然と心を一体にする時間を与えてくれます。

玄関棟

禅塾の顔となる重厚な佇まい

入母屋造で建てられた玄関棟は、伝統建築ならではの風格を備えています。禅塾全体の顔として、ここから修行と学びの世界へと足を踏み入れることになります。



立地

ACCESS

長岡禅塾は、京都と大阪の中間に位置する長岡京市にあり、周辺には大学も多く集まる京阪神エリアから非常にアクセスしやすい環境にあります。静かな自然に包まれながらも、都市部から気軽に訪れることができます。

  • 京都府長岡京市天神2丁目16−1
  • 電車でお越しの場合
    「JR長岡京駅」または「阪急長岡天神駅」より徒歩約10分。長岡天満宮の西隣に位置しています。
  • お車でお越しの場合
    名神高速道路 「大山崎IC」「長岡京IC」より 約10分。
    禅塾前に駐車スペースは2台程度ございます。満車の場合は、恐れ入りますが周辺のコインパーキングをご利用ください。